シーン別に考える

既存レッドシダ―デッキ（メンテナスしながら約15年使用）が掃き出し前にあり、デッキ前の敷地が、会社駐車場となっており、目隠しとしてシンボルツリーのシマトネリコが配植されておりましたが、植栽の成長と共に、会社駐車場敷地へと葉張りを出してしまい、剪定するものの、植栽の恰好が悪くなってしまう状態でした。

新しいガーデンプランをデザインするにあたって、お客様よりご要望が、「外で本を読めるスペースが小さくても欲しい」との事があり、それをベースとして今回ご提案させていただきました。横移動のアクセスの路盤も歩きやすいハード素材でまとめ、ご要望一番の本を読めるスペースとして、ベンチと花台とパーゴラでまとめあげました。

ベンチ脇の花台は、本を読む際にティーカップのテーブルとしても使い、日差しの強い日には、パーゴラ上部に日よけを付ければ日差しを除けながらの読書も可能になっており、また、ベンチの背もたれが欲しければ、このパーゴラの柱間に横板を張り付けるだけで出来上がりますので、読書スタイルによっていくらでも可変できるようにいたしました。

ご新築の際に、枕木で階段・門塀などを造っておりましたが、経年変化と共に朽ちてしまい、使用に不便を感じてのリフォーム外構工事となります。ご要望といたしましては、アプローチ導線の出入りを横からと、緑を多く用いてナチュラルな雰囲気にしたいとの事でした。

全体の雰囲気「ナチュラル」のテーマに合うような形状にし、アプローチ・階段・床と使用している素材自体、テーマに合うように自然素材を用い、エリア事、マテリアルカラーを見ながら少しづつ使い分けをし、落ち着きのあるデザインのご提案をさせていただきました。

ウッドデッキと、ちょっとした家庭菜園が出来るスペースを造りたいとのご要望でした。縦に長いので、ウッドデッキの設置位置を考慮する必要があり、少し難易度の高い設計でした。

キッチンガーデンスペースは、収穫の際にキッチンから履き出しの窓を開ければ、すぐ収穫出来る場所にしました。さらに日当たりが長い場所になるようにご提案させていただきました。ウッドデッキはお庭の手入れがしやすいような造りです。残りのスペースには、物置スペース、植栽スペース、玄関からお庭へのアクセスアプローチの設置をご提案しました。

キッチンガーデンのスペースをしっかりと確保した形で施工しました。落葉樹・針葉常緑樹の2本をメインツリーとし、針葉常緑樹は、クリスマス時期に装飾がとても映える樹木にし季節のイベントも楽しめるような造りになっています。

「お庭を何とかしたい！」というシンプルなご要望でした。和系で植物スペースと芝生スペースを確保したいというご希望も。南側隣に建物があるために、このお庭に日差しが当たりにくいことが問題点でしたので、解消するためのご提案をさせていただくことになりました。

お車が止まっていないとき、お庭部分となるスペースが道路から丸見えになってしまうため、余暇を過ごすプライベートタイムが落ち着かないという問題点がありました。導線をくねらせ、長いアプローチを小路風に造り、落ち着きのあるプライベート空間をデザインしました。