新築外構工事完成(東京都練馬区田柄Y様邸)※駐車場の勾配6%、駐輪場勾配2%勾配のあれこれ!

今回は、新築外構工事の完成ご紹介!オープン外構工事のご紹介となります。


駐車場2台・自転車置場・アプローチはコンクリート打ちの刷毛引き仕上とし、製品工事としては、ウッドデッキ(LIXIL:樹ら楽ステージ)・門柱はシステム門柱(YKK:ルシアスウォールNE01型)・カーポート・駐輪場は(LIXIL:カーポートSC)・宅配BOX(LIXIL:宅配ボックスKT)・立水栓(オンリーワン:アルミ立水栓)となります。




境界部分のブロックから駐車場勾配が分かると思いますが、通常ですと駐車場長さ5.0mに対してお水の勾配としては、2%が標準(長さ5mで10cm上がる様にします)となりますが、このお写真ですとブロック1段半ぐらい上がっております。


ブロックの1段の高さが20cmありますので、1段半ですと約30cmと言う高さになり、駐車場の勾配が標準より3倍高い事になります。


実際お車を入れるとなると、2%水勾配と3倍の6%水勾配とではどの様な違いがあるでしょうか。


2%ではお車のクリープ現象で入りますが、6%ですとアクセルを少し煽らないとお車が下がってきてしまいます。あまりあおりすぎてしまうと急に下がってしまいますし難しい所です。


こちらを何故この勾配にしたかと言いますと、費用帯効果を狙ったご提案になります。


仮に、通常勾配10cmで考えますと、後20cm土を鋤取り、残土運搬処分をしなければならなくこの費用が削減になるのと、駐車場勾配を下げる事により、駐車場後部に土留めのブロック等を組積しなければなりません。(反対側の駐輪場参照)


自転車置場は勾配がきついと、駐輪しても倒れてしまい駐輪できないので、標準仕様でおつくりささていただきました。


後もう一つ気を付けなければならないのが、勾配がきついと、今回の様にカーポートをとけますと、お車駐車し、前面部分のタイヤ床からカーポート屋根までの有効高さと、後部タイヤ床からカーポート屋根の高さが、勾配によって後部の有効高さがけずられてしまうので、背の高いお車を想定する際には、コンクリート勾配には気をくばりご提案をされて方が良いでしょう!