新築外構工事が完成いたしました!
前回の新築外構工事着工前でご紹介した、今回の難しかったポイントを完成したお写真と共に、ご説明・ご紹介をささていただきたいと思います。
こちらのお写真は、玄関脇にある駐車場全景と、駐車場奥にあるお庭スペース、建物からお庭への出入り口となるリビング掃き出し窓と、隣地境のブロックとなります。
ここからは、デザインするにあたって気を付けたポイントを一つずつご説明をしていきます。
①外部から来客の際や、通りすがりの方にリビング内部が全て丸見え(着工前写真参照)
駐車場前からインターホン側えと向かう際に、お庭エリアと繋がっているリビングの掃き出し窓があり、その窓から建物内部が丸見えとなり、プライベート空間が無くなってしまうので、その部分を目隠しフェンスH1600(YKK:ルシアスフェンス 木調色)を化粧ブロック1段と合わせてトータルH1800(駐車場コンクリート仕上がりより)設け、外部より、掃き出し窓や建物の内部が見えない様にプライベート空間を確保いたしました。
ここで、デメリットといたしまして、防犯上どうでしょうか?と言う問題がありまして、まったく向こう側が見えないフェンスではない、目隠しフェンスのシェード率が80%ぐらいにし、人の存在は分る様な形にいたしました。
駐車場奥はこんな感じになっております。
隣地境の部分に天然木(ハードウッド ウリン材)の柱を設置。
こちらは、建物2Fバルコニーより、日陰を作るタープをかけられる様に、柱上部にステンレス製の金具を取付し、柱単体を据え付けいたしました。
リビング前には、木樹脂デッキ(LIXIL:樹ら楽ステージ)を設置。リビングの床色と同系色を選び、リビング床材の板方向と同じ木樹脂デッキの床方向を同じ流れにし、掃き出し窓を開けた時に、建物内部の床が、木樹脂デッキの外まで繋がっている様にし、リビングと外との空間が繋がっている様にいたしました。
デッキ部には、あえて階段を造らず、デッキ部に腰かけてタイルテラスとを使うスタイルにささていただきました。(木樹脂デッキ上からのお子様の落下には十分注意していただきたいと思います)
②宅地境のブロックはどちらが施工するの?
最初のお写真は、南側隣地境界部のブロック積みですが、先日も述べた様に、敷地が高い方側が施工するのが暗黙の了解ですが、こちらに関しましては、敷地売り出しの際に標準で施工されている区画割ブロックでしたので、南側はそのままの流れで境界ブロックを施工ささていただきました。
お写真、2枚目の北側境界部のブロック積みは、途中までが隣地側でブロックが積まれており、こちらの方が敷地が高い為、その残りの部分のブロックをこちらで積みましたが、お隣さんも改めてブロックを積まれての出、この様に2つ重なってブロックが積まれたようになりました。
③ポスト・表札・インターホンは何処に設置するの?
今回、インターホン・ポスト・表札の設置場所が非常に困りました。
階段付近にシステム門柱(ポスト・表札・インターホン・ポスト一体型)を設置を考えようとしますと、システム門柱の中で大きさと幅を必要とするのがポストであり、その大きさを考慮しながら階段付近に設置した場合、どおしてもお車の出し入れする動線に入り込んでしまうのと、人の毎日の出入りの動線にも入り込んで、非常に使い勝手が悪い事になり、だとすれば、サイズを必要とするポストの設置を別の場所にと考えた結果、インターホンと表札はお写真の様に、お車、人の動線に邪魔にならず、郵便ポスト+宅配BOXを別の自転車置き場のエリアに設置いたしました。
一般的に、入口玄関付近にポストが無いと郵便物の取りにくさはありますが、日常のポスト利用と宅配BOXの利用される頻度を考えていただければ、お客様によっては、このポストの取りにくさは問題ないレベルにあるかと思います。
今回は、この3点の考え方がポイントとなり、お客様にとってストレスのない外構工事の完成となりました。
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