まず敷地状態の内容からご説明いたしますと、1面が道路に接しており、3面は隣地宅地の状態でして、道路に接している面以外は、宅地境界線(内側・外側)にてブロックで宅地境が明記されて分る様な状態です。
しかし、左右隣地境の一部が、境界通り全てブロックでの宅地境が施工されている訳ではなく、宅地境界線の半分ぐらいまでがブロックにて施工されている状態となっておりました。(上記写真と下記写真参考)
2ケ所の片側のみ地所地内積みとなっておりまして、外構計画内で必要となれば、増し積みのご提案となります。ただ、地所地内積みではない宅地境界ブロック取り合いが一番困ります。
(ここで少し余談なのですが、何故、宅地境界のブロックが途中までしか施工されていないかと言うと、おそらく、宅地境界ブロックが、駐車しようとしている道路面までブロックがきっちり積まれて施工されておりますと、並列駐車の際に入れにくい状況を見越しての事で、宅地境界までのブロック施工で宅地販売をされてと思います。)
話は戻りして、宅地境界のブロックはどちらが施工すべき?
現場状況にもよりますが、一般的な条件として、例をいくつかあげます。
①お隣りどおし、敷地レベルが(建物を建てようとしている土の高さ)一緒の場合。
②お隣りどおし、敷地レベル(建物を建てようとしている土の高さ)がどちらかが高くて、どちらかが低い場合。
ここでは、今回、上記の2点について、どの様に考えるべきか、どの様に施工するべきかを少々掘り下げてご紹介できればと思います。
①に関しましてどうすべきか?
まず、宅地境界部にブロック施工での明記は必要か否か?お隣さんが決まっていなければ、自身にてブロック施工するしないかの決断は自身で決める様になります。
宅地境界のブロックを施工するにあたり、当然費用はかかります。建物の方でご予算を使用してしまい、中々、外構工事の費用を捻出するのも大変ですので、当面、お隣が決まるまで、何もしないと言う選択もあります。ただ、何もしないと雑草は生え放題となりますので、その点は注意しましょう。
お隣さんが決まっている場合、宅地境界部分について、どの様に考えているかをお聞きする事をお勧めいたします。
仮に、自身側のプランで、宅地境界をブロックなり何かを施工する内容を、お隣さんにお伝えしておきますと、お隣さんが外構計画前とかでしたら、その宅地境界部のブロックなり、構造物の存在を配慮したデザインプランをお客様にご提案が出来ますので、とても親切だと思います。
ですが、自身側でブロックや構造物を施工しない場合で、お隣様が何かを施工となりますと、その状況を事前に心が前として持てる為、自身側の今後の計画が立てやすい事につながります。
たまに、自身側で構造物計画してたのですが、お隣様側から、「ここには・・・・・×」とダメ出しをされる事もまれにあります。この上記のケースは、古い地域に多く、古いお家を購入決断をした際、不動産より更地での契約状況で、隣地境部分も取り払われた状況で起きやすい事柄となっております。
こちらに関しましては、自身側で施工するのであれば問題ないと思いますが、今後、新しい土地で生活をされていく際に、お隣さんとの付き合い方を考えて上での決断になるかと思います。
②に関しましてどうすべきか?
まず、自身側の敷地が、お隣様より高い場合の事についてですが、一般的な考え方ですと、敷地が高い側にて宅地境ブロックの施工が基準の考え方となります。何故かと言いますと、高い側の土が、低い側の宅地へ流れてしまう理由となります。
雨も同様で、殆どのお宅が、雨水は宅内浸透処理が標準で、オーバーフローが、道路や他に流れ排水溝などから処理されたりします。
敷地が高いと、オーバーフローの水が、低い隣地側に流れていき、お隣さんが迷惑を受けてします事になりますので、必然と、敷地が高い側の施工となります。この考え方によって、お隣さんとの良好な関係が保てると思います。
ですが、自身側でどうしても外構費用に負担がかかる為、土地の形状も考慮した、購入・計画をお勧めいたします。
自身の土地が、お隣様より低い場合は、上記の考えの逆になりますので、ここでは省略ささていただきます。
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